ヘルニア対策に腰痛ベルトを使いませんか?

バンドでヘルニア対策

予防や対策に気を使っていても、いつ起こしてしまうかは解らないヘルニアの数々。普通は投薬などの保存療法か、外科的な手術で対応することが多いのですが、椎間板ヘルニアは外からの補助具を使うことによって、対策できる珍しいヘルニアです。補助具であるバンドには何種類かあり、椎間板ヘルニアの強い味方なのです。

バンドにも色々あります

バンドというのは結構種類があるのですが、大雑把に分けると腰痛バンド・骨盤バンド・コルセットの3つになります。まずはこの違いから紹介しておきますね。

腰痛バンド

腰痛バンドまたは腰痛ベルトとよばれるものです。腰椎の中でも比較的上のほう、いわゆるウェストに当たる部分にあてがうものです。素材は大抵が布地で、一部がゴムになっていることが多いです。

骨盤バンド

上の腰痛バンドとほぼ同じものですが、こちらは腰椎の下側、つまり骨盤側にあてがうものです。素材や役割はほとんど変わらないのですが、骨盤にあてがいやすい形状に工夫されています。この骨盤バンド、または腰痛バンドは数千円で売られています。

コルセット

コルセットは医療用品であり、上の二つとは違い医者によって処方されます。柔らかい布地で出来ているバンドとは違い、背骨の替わりになる硬い部分があるのが特徴です。お値段は5万円〜というお値段ですが、医療保険の適用になります。医師にコルセットを用意されたら保険について聞いておきましょう。

さらし

これは腰痛バンドの仲間には入らない番外のものですが、さらしを腰の部分はきつめに、上の部分はゆるめに巻くと、バンド代わりに使えます。症状が軽いうちであれば、こうした代用品を活用するのもよいでしょう。

腰痛バンドの役割について

ベルトは、着用部に締め付けを与え、無理な動作を制限する役割と、ベルトによって弱った腹筋・背筋をサポートする役割があります。そのため、特に椎間板ヘルニアの痛みがひどい時期(急性期と呼びます)に使用し、椎間板に負担を与えないようにすることを目的として使用します。

その後も腰が治るまでそのまま使用すると、悪化を防ぐことができます。布なので柔らかく、コルセットに比べて行動が制限されにくいのが特長です。値段も手ごろですし、精神的にも随分心強くなります。

腰痛バンドの問題点

いいところばかりではなく、問題点も紹介しておきましょう。まずは動きにくいこと。コルセットに比べればましですが、やはり、どうしても行動の制限があります。また、ある程度きつくしないと効果がないのですが、きつくすると血の巡りが悪くなるのも実感できると思います。さらに季節限定の悩みですがこの腰痛バンド、実に暑苦しい品物です。せめて購入時に通気の良いものを選びましょう。

腰痛バンドの使い方と注意

腰痛バンドの注意点として、使用者がなにもしなくても、ゴムによって腹筋と背筋がサポートされるものですから、つい頼りがちになって筋肉がおとろえる可能性があります。そこで、痛みの激しい急性期にはきっちりと使用して、腰に負担をかけないのが最優先にします。

その後痛みがひいてきたら緩めるなり、使用しない時間を設けるといった工夫をして筋肉を使うように心がけるのがいいでしょう。また、あくまで腰痛ベルトはサポート用品であり、これで腰椎椎間板ヘルニアが治療できるわけではないということを覚えておいてくださいね。

コルセットの役割について

コルセットは、腰痛バンドのデラックス版というか、豪華版です。プラスチックなどの素材を使用、そのうえ背骨部分に当たるところでは鉄板などを使用することもあります。こうした硬い素材を背骨の替わりに使います。

腰痛ベルトなどは柔らかい素材で出来ているので、軟質コルセットといい、こうした医療用のコルセットは硬質コルセットと呼び分ける場合があります。身体(背骨)の保護性は大変高く、ヘルニア手術後に併用されることが多いものです。こちらは完全な医療用品として、保険が適用されます。

コルセットの問題点

コルセットは腰椎椎間板ヘルニアの患者にとって、驚きの安定性を与えてくれますが、ベルトに比べてさらに暑苦しいとか、行動制限が厳しいことが問題になります。その他に筋肉のおとろえもベルトより大きくなります。

これはベルトの場合筋肉のサポートが目的ですが、コルセットはほぼ筋肉の代用が目的(つまり本人の筋肉はあまり使わなくてもいい) ということが原因でしょう。そして、保険の適用は受けられるものの、やはり5万円近くもかかる値段も辛いところです。

コルセットの正しい使い方

病院でお医者さんがコルセットを使うことを決めると、業者さんがあなたの体型に合わせて調整したものを作ってくれます。その際に使用方法や注意点を教えてくれるのでよく聞いておきましょう。

なお、使用中に痩せてしまい、あわなくなった場合は業者さんに申し出れば調整してくれますから(無料)遠慮なく申し出るといいでしょう。なお、太った場合は脇につけられたヒモで多少調整が効きます。コルセットは腰痛ベルトと違い、医療用具扱いなので、きちんと医師や業者の指示に従って使用することが必要です。

バンドでヘルニア対策のまとめ

今回は椎間板ヘルニアの場合、大変効果的な腰痛バンドとコルセットの紹介でした。確かに筋肉がおとろえるといった問題はあるのですが、椎間板ヘルニアは腰の保護が第一ですから、そのほかの問題は枝葉末節ということになります。

ただ、バンドは大変ありがたく頼もしいものですが、いつまでもつけておくわけにも行きません。急性期を過ぎて、身体の調子が戻ってきたら、普段は使用せずに、重いものを持つような重労働のときだけサポートに使うなど、メリハリをつけた使い方を心がけるのがよいでしょう。

ほうじょうカイロプラクティック
漬け心地らくらく。普段着感覚のサポーターです。機能性重視タイプからデザイン性重視タイプまで幅広く取り揃えています。
トップアスリートも愛用。骨盤安定タイプ、固定力重視のハードタイプなど、負担の大きいスポーツに対応したサポーターを取り揃えています。