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ヘルニアかなと思ったら

ヘルニアは発生部位ごとに特徴的な症状があります。

そのため、もしもあなたがヘルニアを疑ったなら、まずはここで当てはまるような症状があるかどうかをチェックしてみてください。

なお、あくまでもここではある程度のあたりをつける程度にして、疑わしいとなったら早めに専門医に相談することをお勧めします。

症状からヘルニアの可能性を探る

症状からヘルニアの可能性を探る

ここでは、ヘルニアの部位ごとに現れる症状についてお話しています。

これらの症状にあてはまる場合は、ヘルニアも可能性の一つとしてみていいでしょう。

ただししつこいようですが、最終的な判断は医師に任せる必要があります。

同じような症状を示す病気は、ヘルニア以外にもたくさんあって素人では判別つけにくいものだからです。

腰椎椎間板ヘルニアの場合

腰椎椎間板ヘルニアは、下半身の命令を行き来する大事な脊髄のそばにあり、ヘルニアがこれを圧迫すると、痺れなどが見られます。

またポイントによっては坐骨神経群(ざこつ-しんけいぐん)を圧迫することがあり、ここからお尻、足などが痛むこともあります。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

・腰が痛む(大概は急性として激しく痛む。長く続く)

・足、お尻、鼠径(そけい、足の付け根)など下半身の痛み。

・こうした痛みが、咳き込む、動く、笑うなどするとさらに痛む。

・足がしびれる、触っても感覚が薄い

・感覚がなくなる、触っても解らない、自分でトイレに行きたいかの判別がつかない

・足に力が入らない、逆にこわばってしまう

・足が痙攣(けいれん)する、足が思っていない方向に曲がる

腰椎椎間板ヘルニアの補足

特に下3つの症状は、下半身をつかさどる神経をかなり圧迫していることが考えられ、最悪の場合、神経そのものが傷ついている可能性もあります。

ぎっくり腰の延長などと軽く考えず、すぐに病院へ行きましょう。

その時、自分で歩くなどの無茶はせず、神経が傷つくのを避けるためにも担架(たんか)などで運んでもらうなどの処置をします。

頚椎椎間板ヘルニアの場合

頚椎椎間板ヘルニアも、基本的に腰椎椎間板ヘルニアと似た症状をしますが、大抵は上半身にその症状が現れます。

頚椎椎間板ヘルニアの症状

・首の痛み、特に後ろ側が激しく痛む

・肩、腕、胸などが痛む

・以上のような痛みが、咳き込む、動く、笑う、首を回すなどすると悪化する

・首、腕などにしびれや痙攣がある

・意思とは無関係にピクピクする

・肩こりや圧迫感がある

・首から下の感覚が鈍い・または無い

頚椎椎間板ヘルニアの補足

頚椎椎間板ヘルニアの補足

頚椎椎間板ヘルニアは、初期症状では肩こりや首の筋肉が引きつる程度の場合が多く、次第に悪化していくパターンが多いものです。

ここからさらに悪化していくと、上半身だけでなく下半身にも症状が現れてくる可能性(腰椎椎間板ヘルニアとにた症状)もあります。

肩こりが異様に重い、長引く、どうも手指がだるいなどの症状があったら一度診察を受けてみると良いでしょう。

食道裂孔ヘルニアの場合

食道裂孔ヘルニアは症状という症状があまりないのが特徴です。

正直、合併症が起きて、その合併症の症状で気づくか、他の診断でレントゲン写真を撮ったらついでに気づいたとかそういう感じになりがちです。

それでもいくつかの症状があるので紹介しましょう。

食道裂孔ヘルニアの症状

・胸焼けがする。特に若い人の場合はこの症状がでやすいです。

・物を飲み込むときに違和感がある、または飲み込みにくい。

・みぞおちの上辺りに鈍い痛みがある

・ゲップの回数が増えた

食道裂孔ヘルニアの補足

食道裂孔ヘルニアの補足

食道裂孔ヘルニアの症状は、無自覚なことがほとんどで、せいぜい胸焼けなど、飲みすぎとか食べすぎでも起こるような微細な症状で、はっきりした自覚症状がでたときには食道裂孔ヘルニアから、逆流性食道炎などの合併症を引き起こしていることが多いです。

逆流性食道炎をさらに放置すると、がんなどの厄介な病気に発展することもありますから、その前段階で医師の診察を受けるのがベストです。

鼠径ヘルニア・臍ヘルニア

鼠径ヘルニア・臍ヘルニア

この両者にいたっては、症状が即外見に表れるので、素人目にも簡単に判別できるはず。

臍ヘルニアは、自然治癒率が90%以上なので様子見になると思います。

鼠径ヘルニアは判別がつき次第、手術することがほとんどです。(鼠径ヘルニアの場合、自然治癒はまずなく、悪化するのが普通なので)

脳ヘルニア・横隔膜ヘルニア

脳ヘルニア・横隔膜ヘルニア

この両者は、全く違う症状ですし、共通点はまずありませんが、唯一の共通点が、症状が出たらこんなところを見てないでさっさと病院へいきなさい、ということです。

横隔膜ヘルニアの大半は先天性で、生まれてすぐ治療が受けられますが、その他の事故などによって横隔膜が裂ける外傷性ヘルニアや、同じく事故によって起きる脳ヘルニア、内発性の脳ヘルニアなど、どれもこれも一刻を争う状態です。

横隔膜ヘルニアの主な症状は呼吸困難に伴う諸症状、脳ヘルニアは吐き気や目の焦点が合わない、意識混濁などがありますが、どれも急性で、危険です。

救急車とはこういうときに使うものですから、即119番にお電話を。

ヘルニアかなと思ったら、のまとめ・受診科目

ヘルニアじゃないかな、と思ったら、ヘルニアであってもそうでなくても一度専門医を受診するのが安心です。

今回紹介したヘルニアで言うと、腰椎椎間板ヘルニアと頚椎椎間板ヘルニアの場合、まずは整形外科にいくといいでしょう。

その他のヘルニアについては基本的に内科を受診しますが、外傷性のヘルニアについては外科を受診する必要があります。

ただし、病院ごとに異なることがあり、特に総合病院など複数の診療科目を持っている病院では、違いがでると思いますので、あくまで参考としてみてください。

なお、ヘルニアによる合併症などを治療するため複数の科目を受診する必要があるかもしれません。


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