
ここでは、ヘルニアの部位ごとに現れる症状についてお話しています。これらの症状にあてはまる場合は、ヘルニアも可能性の一つとしてみていいでしょう。ただししつこいようですが、最終的な判断は医師に任せる必要があります。同じような症状を示す病気は、ヘルニア以外にもたくさんあって素人では判別つけにくいものだからです。
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腰椎椎間板ヘルニアは、下半身の命令を行き来する大事な脊髄のそばにあり、ヘルニアがこれを圧迫すると、痺れなどが見られます。またポイントによっては坐骨神経群(ざこつ-しんけいぐん)を圧迫することがあり、ここからお尻、足などが痛むこともあります。

頚椎椎間板ヘルニアも、基本的に腰椎椎間板ヘルニアと似た症状をしますが、大抵は上半身にその症状が現れます。

食道裂孔ヘルニアは症状という症状があまりないのが特徴です。正直、合併症が起きて、その合併症の症状で気づくか、他の診断でレントゲン写真を撮ったらついでに気づいたとかそういう感じになりがちです。それでもいくつかの症状があるので紹介しましょう。

この両者にいたっては、症状が即外見に表れるので、素人目にも簡単に判別できるはず。臍ヘルニアは、自然治癒率が90%以上なので様子見になると思います。鼠径ヘルニアは判別がつき次第、手術することがほとんどです。(鼠径ヘルニアの場合、自然治癒はまずなく、悪化するのが普通なので)

この両者は、全く違う症状ですし、共通点はまずありませんが、唯一の共通点が、症状が出たらこんなところを見てないでさっさと病院へいきなさい、ということです。横隔膜ヘルニアの大半は先天性で、生まれてすぐ治療が受けられますが、その他の事故などによって横隔膜が裂ける外傷性ヘルニアや、同じく事故によって起きる脳ヘルニア、内発性の脳ヘルニアなど、どれもこれも一刻を争う状態です。横隔膜ヘルニアの主な症状は呼吸困難に伴う諸症状、脳ヘルニアは吐き気や目の焦点が合わない、意識混濁などがありますが、どれも急性で、危険です。救急車とはこういうときに使うものですから、即119番にお電話を。

ヘルニアじゃないかな、と思ったら、ヘルニアであってもそうでなくても一度専門医を受診するのが安心です。今回紹介したヘルニアで言うと、腰椎椎間板ヘルニアと頚椎椎間板ヘルニアの場合、まずは整形外科にいくといいでしょう。
その他のヘルニアについては基本的に内科を受診しますが、外傷性のヘルニアについては外科を受診する必要があります。ただし、病院ごとに異なることがあり、特に総合病院など複数の診療科目を持っている病院では、違いがでると思いますので、あくまで参考としてみてください。なお、ヘルニアによる合併症などを治療するため複数の科目を受診する必要があるかもしれません。
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